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慢性腎不全

症状・病気について

慢性腎不全

慢性腎臓病

① 尿異常,画像診断,血液,病理で腎障害の存在が明らか.特に0.15g/gCr以上の蛋白尿の存在

② GFR<60mL/分/1.73m2

①,②のいずれか,または両方が3ヵ月以上持続する

(CKD:Chronic Kidney Disease:CKD診療ガイド2012より)

日本人の8人に1人が該当するといわれており、世界レベルにおいて注目されている病態です。その原因としての糖尿病・高血圧・動脈硬化症など生活習慣病との関連で当科(腎臓内科)は全身を診てゆく必要があります。また、CKDの診療につきましては地元医師会とも連携を保ちながら行っているのが特徴で、当院ならではの集学的治療に力を注いでおり、少しでも透析導入を遅延できるように努めております。そのため当科の果たす役割は重要であります。当科では、

① 蛋白尿・血尿・尿量増加や減少・浮腫(むくみ)・高血圧・電解質異常などを診ます。
② 保存期CKDの管理(将来の腎代替療法導入を遅らせるための治療法の選択など)を集学的に行います。
③ 尿異常や腎機能障害が急に出現して悪化する場合の診断と治療について幅広く行います。
④ 患者のQOL(Quality Of Daily-life)にふさわしい腎代替療法(血液透析もしくは腹膜透析、場合により腎移植の相談)の選択および腎代替療法導入時の管理を行います。

以上のような医学的治療を看護師・栄養士・薬剤師・コメディカルさらにはかかりつけ医の方々と連携を取りながら協力して診療にあたることを特徴としています。

以上により少しでも透析導入を遅延できるように努めていきます。