Ⅹ線を使用して、胸部や腹部、骨などを撮影し人体組織のⅩ線透過性の差を画像にします。
当院ではＣＲを導入しています。Ⅹ線量も極めて少なく複数回の撮影でも人体へ影響はありません。

Ⅹ線を360度方向から照射し、輪切り画像を得る検査です。
当院では、GE社製16列マルチスライスCTを導入しており、最小0.625㎜間隔の撮影が可能です。撮影時間は部位などにより異なりますが、胸部(約30㎝)では13秒ほどで終了します。造影剤を用いることで、より詳細な情報を得ることができます。
また、装置には新しい画像再構成法である逐次近似法を応用したASiRが搭載されており従来の画像再構成法であるFBP法と比較して画質は同等で約50％の線量軽減が可能です。
ドッグで低線量の肺がんCT検診も行っています。

Ⅹ線透視検査は、Ⅹ線TV装置を使用して体の中をリアルタイムに観察し撮影する検査です。

当院ではFPD搭載型Ⅹ線TV装置を使用しています。従来のTV装置と比較して被ばく線量も少なくなっています。
主に造影剤（バリウム）を使用した食道や胃の検査や大腸の検査を行っています。
健診の胃の検査も行っています。
また、透視装置を使用して治療のためのチューブ類等の挿入補助なども行っています。

外科イメージ装置は移動式の透視装置です。
主に整形外科領域で使用し骨折の観血的整復固定術の補助に使用しています。

骨を構成しているカルシウムなどミネラル類の量を測定する検査です。
当院では、前腕の橈骨の密度を計測するDEXA法で検査しています。
骨粗鬆症の診断および経過観察に有効です。